
この度、「ディザスター・パニック映画」日本語吹替えのメインキャスト・サブキャストオーディションWSを行います。
実際にマイクを使用し、映像に合わせて収録を行う形となります
※決定者は、ギャラ有ります。
※経験者、未経験者、プロダクション所属者問いません。
■講師
大場靖子
■日程・時間
5/8(日)
① 10:30~11:30
② 11:50~12:50
③ 14:00~15:00
④ 15:20~16:20
⑤ 18:00~19:00
⑥ 19:20~20:20
※各回定員制
■お申込み
まずは、下記URLより、希望回の参加権をご購入下さい。
https://gaibuws.thebase.in/
入金確認後、メールにて映像、台本他、必要事項をお送りします。
※入金後のメールが確認できない場合は、迷惑メールに入っていないかご確認いただき、
そちらにも届いていない場合、workshop@office-chirp.comまでお問い合わせください。
■参加費
3000円
■会場
オフィスチャープスタジオ
東京都世田谷区赤堤1丁目36-1 赤堤明穂ハイツ101
https://www.office-chirp.com/wp-content/uploads/2019/07/map.pdf
※クリーニング店はありませんので、ご注意ください。
■持ち物
有線のイヤホン(無い方はこちらでお貸しします)
必要であれば上履き
お問合せ
TEL/FAX 03-6315-0466 携帯 090-8567-5746 担当:大場
mail workshop@office-chirp.com
参加者コメント
猪俣三四郎さん(劇団「ナイロン100℃」メンバー)
チャープさんの吹き替え現場は、俳優として、とてもタメになると感じています。”吹き替え”と、アニメ等のいわゆる”声優”は、つい同じように捉えがちですが、少なくともチャープさんで経験する吹き替えは、声優ではなく顔出しの”俳優”の仕事にとても近いです。キャラクター重視で声を作ったりするとすぐダメ出しが入ります。映っている俳優の言い方をそれっぽく真似しても全く評価されません。普通にお芝居をする時と同じ作業=状況や相手の台詞を受けて、その場で生まれるモノを大事に自分の言葉を発すること、これが求められます。
考えたら当たり前のことで、オリジナルの俳優が”誰かに似せよう”とか”キャラを立たせるために面白い声を出そう”と考えて演技することはまずありません。それなのに吹き替えの俳優がそういうことを考えて台詞を喋ってしまったら、それはもう確実にオリジナルより薄っぺらいものになってしまいます。お芝居の再演のようなものと言うか、違うキャストが1から同じ役を生き直してみる、そんな刺激的な現場です。
とは言え、もちろん吹き替えならではの独特なハードルもあります。オリジナルキャストの口の動きに台詞の間合いや尺を合わせなければいけない、というハードルです。そして、実はこのハードルが僕にとってとても勉強になっています。
俳優はどうしたって、その人なりの間の取り方や台詞のテンポ感で演じてしまいますが、吹き替えではそれが出来ません。オリジナルキャストの癖、言語が違うことで生まれるトリッキーな文章の切り方、これに合わせる必要があります。
そして、合わせようとすると、毎回、絶対に自分からは生まれない間の取り方・台詞回しに出会えます。そんなとき、とてもワクワクします。普通の俳優活動をしていただけでは一生気づけなかったかもしれない可能性を発見出来ます。
だから、もう病みつきです。本当はこんな楽しい遊び場は内緒にしておきたかったんですが、チャープさんが今後次々と吹き替え作品を手掛けられる為に更に沢山の仲間が必要だと言うことで、チャープさんの現場への感想コメントを寄せさせて頂きました。刺激を求める同業者に少しでも届けば幸いです。
大石ともこさん(演劇ユニット「みそじん」主宰)
初めまして。「みそじん」という演劇ユニットを主宰しております、大石ともこと申します。
オフィスチャープさんより、吹き替えに挑戦する方へのメッセージをとのことで、コメントを書かせていただくことになりました。私は芝居と全く関係のない道に進んでいたのですが、映画や小説を観たり読んだりする度に、
こんな言葉を、気持ちを口にしてみたいな、この中で暮らしてみたいな…と、
そんな思いが募り募って、それなりに大人になってから演劇の道に進みました。
そして、さらにまた大人になったある日、
チャープのWSオーディションから吹き替えに出会い、作品に携わらせていただくことになりました。
初めての吹き替えの世界は「?」だらけでしたが、その中で生きて、お芝居をして下さい!との言葉に、大変に楽しい世界に飛び込ませてもらったと大興奮でした。
画に口を合わせるなど、本当に難しくて大変な作業はたくさんあるけれど、その世界に生きられる事がどんどん楽しくなって…。
限られた中で表現を探していくのは、宝探しのようででワクワクしますし、何よりも、映画の中で暮らせるのは夢のようです。
役を通してその世界を生きられるなんて。
その中で心を動かせるなんて。
吹き替えの世界って、夢が広がって、叶う場所の一つですよ。
そして、とにかく楽しい!!!!!!!!!!
いくつビックリマークが付いても足りないくらいです。
…こんな話を聞いたら、もうワクワクして止まらない!!って気持ちの役者がたくさんいるんじゃないでしょうか。
だって、希望を持って取り組める新しい表現の場所なんですもの。これから先、世界がどう変わっていくのか想像もつきませんが、
作品が産まれ、その中で人間がどう生きて何を感じ、その表現を探す宝探しは、変わらずに続いていくのだと信じています。
チャープが作ってくれるお芝居の場所で、皆さんと一緒に宝探しが出来ることを心から願っています。